帰宅時、何やらエントランスホールで
管理人さんと住人さんが数名わいわい話し込んでいる。
その中のひとりは、マンション友達のきよみちゃん(推定70歳)。
私に気づいて「おっ おかえり!」って、
私は「ただいまー」って返す。
なんのことはないひとときだけど
このマンションでだんな以外の人からおかえり!と
声をかけられるのは、なんだかうれしかった。
よく設計プレゼンでコミュニケーションなんたらかんたらと
文字を並べ空間を提案することがあるが
リアルなコミュニケーションを完全に想像できてなかったと思う。
空間ありきでどうにかなるものではないよなあー。
タイトルに集合住宅の効能、と書いたけど
中古の集合住宅には長年かけて形成したコミュニケーションが出来ている
と感じることが日々ある。